2026年上演

【2026年】想像以上に「犬」!『101ダルメシアンズ』

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「101匹わんちゃん」というのは、子供向けの童話だという認識はあった。

また、ディズニーが映画を作っているのも何となく知っていた。

しかし、ストーリーは知らなかった。

よって、今回初めて「ああ、こんなストーリーなんだ!」と理解した次第。

ミュージカルとしては2022年ロンドン初演、そして今回日本初演。

なお、今回は一回のみの鑑賞となり、主演のクルエラは新妻聖子で鑑賞。(蘭寿とむ見逃し)

観劇メモ

会場や観劇をした日など。

演目名

『101ダルメシアンズ』

会場

日生劇場

観劇日

2026/10/17(Sat)ソワレ

パペットに命が宿る、犬たちの舞台

まず圧倒されたのは、パペット使いの見事さである。

犬が大量に登場する演目と聞き、『キャッツ』で役者が猫に扮するように、役者が犬に扮するのか?と思いきや、犬たちを表現するのはパペットだ。

ただ人形を動かすのではなく、そこに一匹ずつの個性や命を感じさせるところが面白い。

皆が秀逸だったが、ポンゴ役の村井良大とパーディ役の土井ケイトは、特に素晴らしかった。

その魅力を言葉にするなら、声とパペットの動きが一つになり、人形が自分の意思で反応しているように感じられることだろう。

操る役者が見えていても、いつしか目の前の犬を追っている。人間の演技とパペットの表現が溶け合う、この舞台ならではの醍醐味である。

日生劇場を揺らす、地鳴りのような歌声

クルエラを演じた新妻聖子を観るのは久しぶりである。

登場場面では、一瞬、演歌歌手のようにも見えた。

その印象が、中盤以降は「いよいよ本領発揮だ」と感じるものに変わっていく。

日生劇場に鳴り響く、地鳴りのような歌声。

その迫力を生で浴びると、やはりこの声をもっと劇場で聴きたいと思わずにはいられない。おそらく彼女は子育てを優先しているのだろう、こうして舞台で聴ける機会が多くないのは残念だが、今回はその機会に恵まれた。

久しぶりに聴けて、本当に良かった。

ブチのないダルメシアンと、初めての出会い

ブチのないダルメシアン、リンダを演じたのは高橋愛である。

舞台で観るのは初めてだったが、観劇後に調べると、元モーニング娘。のメンバーだったと知った。

さらに驚いたのは、観劇時点で40歳だったことだ。すっかり20代の俳優だと思っていたので、「えっ、そうなのか!」と意外だった。

予備知識なく観たからこそ、舞台上の印象と、後から知った経歴との違いも含めて、記憶に残る出会いとなった。

気まぐれ猫が残す、強烈な個性

犬たちが主役の舞台で、気まぐれな猫として存在感を放っていたのが、タビー役の可知寛子である。

今回も楽しそうに演じていて、その姿を観る楽しさは健在だった。

どの作品に出ていても、強烈な個性を残していく。

作品が変わっても「ああ、この人だ」と感じられる持ち味があり、それが役柄の面白さにもつながっている。犬たちの魅力に見入る一方で、この気まぐれ猫もしっかり記憶に残った。

舞台に独特の味わいを添えてくれる、貴重な役者である。

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姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...

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キャストボードと写真

2026/10/17(Sat)ソワレ

作品情報

キャストなど

キャスト

クルエラ・ド・ヴィル(Wキャスト):新妻聖子/蘭寿とむ
ポンゴ:村井良大
パーディ:土井ケイト
トム:鈴木勝吾
ダニエール:川添野愛
キャスパー:島田惇平
ジャスパー:永田崇人
リンダ:高橋愛
パッチ:山本咲希
スパッド:山城力
ボタン:有馬爽人
ハムレット:風間由次郎
タビー:可知寛子
石井千賀/小原悠輝/坂田隆一郎/谷口あかり/舩山智香子/宮河愛一郎
〈スウィング〉
河内優汰/横倉麗奈

演出・音楽・振付等

作詞・作曲:Douglas Hodge
脚本:Johnny McKnight
舞台版脚色:Zinnie Harris
原作:Dodie Smith
潤色・訳詞・翻訳・演出:石丸さち子
美術:Tom Rogers
照明:Howard Hudson
パペットクリエイター/パペットディレクター:Jimmy Grimes
音楽監督:桑原まこ
振付:前田清実
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:馮啓孝
照明補:渡邉雄太
音響:山本浩一
アクション:渥美博
歌唱指導:高原紳輔/高津敦子
稽古ピアノ:安齋麗奈
バンドコーディネート:新音楽協会
美術助手:岩本三玲
振付助手:森田万貴
パペットアシスタント:JIJO
演出助手:長町多寿子/小野麻里子
舞台監督:柳川瑛美奈/松下城支
技術監督:中村貴彦
主催(東京):梅田芸術劇場
主催(大阪):梅田芸術劇場・読売テレビ
企画・制作:梅田芸術劇場
後援:WOWOW

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