初めて EX THEATER ROPPONGIに足を運んだ。
作品については、英国人劇作家による作品、ということ以外は、前知識ゼロで観劇。
観劇メモ
会場や観劇をした日など。
演目名
『NOISES OFF』
会場
EX THEATER ROPPONGI
観劇日
2023/11/19(Sun)マチネ
演劇カンパニーの舞台裏
面白い構成の作品だな、という印象。
羽野晶紀演じるお屋敷の家政婦が登場するところから始まるのだが、実はそれはお芝居の通し稽古の一部。
そう、我々観客は、お芝居の稽古をするお芝居を見させられる。
「演出家」役として登場してくる伊礼彼方は、羽野晶紀へのダメ出しをするために、舞台の後方部から歩いて登場、演出の仕事中は、最前列の席に座ってあれこれ指示を出す。
1幕の通し稽古のシーンにより、このカンパニーの人間関係のあれこれがわかるのだが、2幕は「本番を上演している舞台裏」を見せられる。
本番を上演しながら、舞台裏では私情によるバトルがテンポよく繰り広げられる。
あまり笑うつもりもなかったのだけれど、気づいたらついつい笑ってた。
そんな作品。
どれがセリフでどれがアドリブ?
とにかくシッチャカメッチャカなので、どれがセリフでどれがアドリブなのか、ほぼわからなかった。
でも、ショーとしてかなり面白いので、脚本の面白さと、役者たちの技量によるものなんだろうな、と思った。
今回の出演者は、これまで見たことのある出演者と、初見の出演者が半々。(出演者が9人なので、正確には5:4だけど)
既知:羽野晶紀、伊礼彼方、小南満佑子、葛山信吾、山路和弘
初見:藤井流星、平祐奈、福本伸一、紅ゆずる
今回初めて見た主演の藤井流星のスタイルの良さ、芝居のうまさにはうならされた。
スーツ姿が本当にかっこいい。
小南満佑子がまさかのパシリ役というのもかなり意外で、でも非常に面白かった。
山路和弘がとにかくかわいかったのは一体なんでなんだろう?
・・・・と思っていたら奥様の朴璐美が同じようなことをツイートしていた。
そう言えば山路
関西人だったわ!と改めて実感😆
もうね、可愛いのなんのって、
ズルいのよ。最近旦那さん
可愛さ売ってますw呑みすぎないよう
家でも気をつけないと…!「俺も見張るぜ」
と言わんばかりのスヴィ男👨11/29まで
六本木EXシアターにて。 https://t.co/kjluMN2wQj pic.twitter.com/dIIIf97nJg— 朴璐美 (@romiansaran) November 17, 2023
-
-
運営者情報
姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...
続きを見る
作品情報
キャストなど
キャスト
ロジャー・トランプルメイン役の俳優:藤井流星
ミセス・クラケット役の俳優:羽野晶紀
ヴィッキー役の俳優:平祐奈
演出家:伊礼彼方
舞台監督助手:小南満佑子
舞台監督:福本伸一
フィリップ・ブレント役、シャイフ(アラブの首長)役の俳優:葛山信吾
フレイヴィア・ブレント役の俳優:紅ゆずる
泥棒役の俳優:山路和弘
演出・音楽・振付等
作:マイケル・フレイン
翻訳:小田島恒志
演出:森新太郎
美術:乘峯雅寛
照明:奥野友康
衣裳:ゴウダアツコ
音響:けんのき敦
ヘアメイク:田中エミ
アクション指導:渥美 博
演出助手:石田恭子
舞台監督:澁谷壽久
版権コーディネート:シアターライツ
宣伝:キョードーメディアス
主催:東京グローブ座/テレビ朝日/シーエイティプロデュース