2022年上演

【2022年】ビターテイストのおとぎ話『INTO THE WOODS』

この作品は、1987年初演のブロードウェイミュージカル。

曲はスティーブン・ソンドハイム。

日本では2004年が初演で、宮本亜門が演出していたのは知っていたのだが、この作品を見るのが今回が初めてだった。

演出は熊林弘高。

観劇メモ

会場や観劇をした日など。

演目名

INTO THE WOODS

会場

日生劇場

観劇日

2022/01/26(Wed)ソワレ

こんな迫力のある役者がいたのか!

魔女役に望海風斗。

宝塚退団後最初の仕事が、この『INTO THE WOODS』の魔女役らしい。

ここ数十年ほどは、宝塚歌劇はあえてチェックしていないので(ハマると大変なので)、この名前なんて読むの?というところから始まった。

のぞみふうと、と読むらしい。

ちょっと難しいな。

さて、長い手足に、よく響く上に伸びる声、魔女にふさわしいけばけばしさと猛々しさ。

こんな役者がいたのか!とびっくり。

歌えて踊れて芝居ができて・・・、いや、ミュージカルだから当たり前なんだけれど、この3つ全てが一定水準以上、というのは、日本のミュージカル界においては、ちょっとすごいこと、だと個人的には思う。

イケメン男優勢

みるだけで目の保養になる「シンデレラ」の王子役に廣瀬友祐、「ラプンツェル」の王子の渡辺大輔。

美しいは正義。

いや、ほんと。

真面目な顔をすればするほどおかしい花王おさむ

花王おさむ、久しぶりに見た。

この役者のすごいところは、真面目な顔で真面目に演じれば演じるほど、客席にいる私はなぜかクスリと笑いたくなること。

何もしてないのに、観客をクスッとさせるのって、一体何なんだろう。

「私の仕事は判断することではない、私の仕事は・・・・忖度!」、このセリフ、好き。

元トップスター2人を贅沢に継姉役に

「シンデレラ」の章は、ずいぶんと豪華キャストだこと。。。。

ちょっとイカれている継母が妙にハマっている毬谷友子のもとに、元宝塚トップスターの湖月わたると朝海ひかるが継姉として。

とっても贅沢な配役だ。

パーティの準備をしているシーンなどは、とても華やか。

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姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...

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作品情報

キャストなど

キャスト

「赤ずきん」
赤ずきん:羽野晶紀

「シンデレラ」
シンデレラ:古川琴音
継母:毬谷友子
継姉フロリンダ:湖月わたる
継姉ルシンダ:朝海ひかる
王子:廣瀬友祐
執事:花王おさむ

「ジャックと豆の木」
ジャック:福士誠治
母親:あめくみちこ

「塔の上のラプンツェル」
ラプンツェル:鈴木玲奈
王子:渡辺大輔

ナレーター/謎の男:福井貴一

「パン屋」
夫:渡辺大知
妻:瀧内公美

魔女:望海風斗

巨人(*声の出演):麻実れい

演出・音楽・振付等

作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム
脚本:ジェームズ・ラパイン
演出:熊林弘高
翻訳・訳詞:早船歌江子
音楽監督・指揮:小林恵子
美術:杉浦充
照明:笠原俊幸
音響:山本浩一
衣裳:原まさみ
ヘアメイク:鎌田直樹
ムーブメントディレクター:柳本雅寛
指揮:大河内雅彦
歌唱指導:やまぐちあきこ、横山達夫
演出助手:田丸一宏
舞台監督:藤崎遊
宣伝美術:三堀大介(SIREN Inc.)
宣伝写真:石黒淳二
宣伝衣装:藪内勢也
宣伝ヘアメイク:栢木進(su-su)、masato at B.I.G.S.(marr)
主催:梅田芸術劇場/ぴあ
企画・制作:梅田芸術劇場

最終更新日 2022年1月28日

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