ミュージカルファンにとって、最初の関心事はチケット購入。
チケットの入手方法は、プレイガイドやファンクラブ、興行主とのコネなど、いろいろあるが、今回は特定のクレジットカードを持つことで得られる「チケット購入のアドバンテージ」についてまとめた。
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運営者情報
姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...
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結論⇒ぴあカード(JCB)
最初に結論を書いてしまったが、そもそもクレジットカードは、たくさん持ちすぎると管理が難しくなるし、不正利用のリスクも高まる。
よって、必要最小限にすべきなのである。
こうしたリスクを抑えつつ、観劇活動に最大限役に立つ、と判断した選抜カードがこの一枚である。
おすすめ
- ぴあカード(JCB) 年会費4,180円(税込)
ぴあプレミアム会員の優先権が使える
ぴあカードは、いわずもがな安くない年会費を払うタイプのクレジットカードである。
そして「ぴあプレミアム会員」になる条件が、このクレジットカードを持つことなのである。
そして、「ぴあプレミアム会員」になると、各種チケットの先行販売に申し込むことができ、さらには「ぴあスペシャルシート」なる前方座席指定のシートへの抽選申し込みも可能だ。
特に、多忙な舞台芸術愛好家にとっては、プレイガイドの一般予約なんてやっている時間がないはずだ。
その点、ぴあプレミアム会員であると、先行抽選の機会がふんだんにあるので、サクッと早めにチケットをおさえることだって可能なのだ。
チケット購入の決済がスムース
ここではあまり他のクレジットカードの悪口は書きたくないので、名前は伏せるが、「ある有名クレジットカード」で「ホリプロステージ」の決済をしようとして、「不正の疑いがある」といってはじかれてしまったときには、怒りで震えたものだ。
ちなみに、そのカードでは、これまで何度も「ホリプロステージ」で決済をしていた履歴があったにもかかわらず!である。
それなのに、いったいどんなアルゴリズムを使ったら、この取引を不正とみなしてはじくんだ!と怒りに震えてしまったので、もうそのカードは使っていない。
解約済みである。
その点、ぴあカードはプレイガイド「ぴあ」が発行しているクレジットカードであるだけに、こうしたトラブルはないので安心だ。
ぴあカードは「JCB」に限る理由
ぴあカードは、VISA、Master、JCBから選ぶことができる。
私は、実は当初VISAを持っていた。
しかし、JCBに切り替えた。
年会費はいずれも4,180円(税込)で変わらない。
チケットの当選率も、カードのブランドで変わることはないと思われる。(たぶん)
・・・にもかかわらず、私がJCBに切り替えた理由は3つある。
ぴあカードはJCBを選ぶと良い3つの理由
- JCBのほうがWeb明細の管理画面やアプリが使いやすい
- チケットJCB枠も使える
- 国内でしか使わないのでJCBでOK
JCBのほうがWeb明細の管理画面やアプリが使いやすい
Web明細の管理画面や、モバイルのアプリは、断然JCBのほうが使いやすい。
ちなみに、VISAとMasterは三菱UFJニコスなのだが、ログイン画面からして分かりにくいし、ログインした後のUX(ユーザーエクスペリエンス)が、最悪である。
つまり、直感的に操作がしにくいのである。
JCBなら、利用時のアラートや、使いすぎアラートなどもあり、非常に使い勝手がいい。
チケットJCB枠も使える
コアなミュージカルファンなら、メインのチケット入手方法は、ファンクラブやプレイガイドになっているだろう。
よって、クレジットカード会社が持っているいわゆる「クレジットカード枠」はサブの手段のはずである。
チケットのクレジットカード枠には、代表的なものとして以下のものがある。
- JCB:チケットJCB
- エポスカード:エポトクプラザ
- 三井住友:Vpassチケット
- ライフカード:ライフカード会員様限定 チケット情報
- 三菱UFJニコス:三菱UFJニコスチケットサービス
私はこれらをすべて使った経験があるが、ミュージカルファンとして使いやすいのは、最上位に記載した「チケットJCB」である。
すべて個人の経験談としてしか書けないのだが、チケットJCBでは「レベッカ」(2019年1月)の土曜日ソワレが最前列センターのチケットを入手したことがあるし、その他、平日夜公演でセンターブロックを何度も入手している。
いろいろ使ってみた結果、現在では、クレジットカード枠はこの「チケットJCB」のみで落ち着いている。
先にも書いた通り、クレジットカードはリスク管理の観点から必要最小限に絞っておいたほうがいいので、必要以上は持たないことをお勧めする。
気持ちとしては、「チケット争奪戦になった時の保険」として、クレジットカード枠をいくつも持っていたい、というのはわかるのだが、たくさんクレジットカードを作ってしまうと、管理が複雑になり、かつリスクも高いので、厳選に厳選を重ねて「チケットJCB」に絞るという戦略である。
国内でしか使わないのでJCBでOK
そもそもぴあカードは、「ぴあ」や「チケットJCB」で買ったチケット代金を決済するのに使うので、利用は国内。
そうであれば、別にVISAやMasterである必要はない。
JCBで全然OKなのである。
まとめ
ぴあカード(JCB)は、ぴあカードのプレミアム会員特典が使えて、さらにチケットJCB枠も使うことができる、1枚で2回おいしいカード!
クレジットカードは、たくさん持ちすぎると管理が難しくなるし、不正利用のリスクも高まるので、必要最小限にすべき。
こうしたリスクを抑えつつ、観劇活動に最大限役に立つ、と判断した選抜カードが、ぴあカード(JCB)なのである。
おすすめ
- ぴあカード(JCB) 年会費4,180円(税込)
最終更新日 2024年12月10日