2024年最初の劇場通い。
往年の大スターゆうさまと、そのお友達が歌い、話すという、ほっこりする舞台。
ちなみに”Not Dancing"とあるが、ちょこっと踊りもあり。
なお、ゆうさまのFriendsは合計10名だが、各回全員出演するわけではなく、私が観た回は、今拓哉/涼風真世/平方元基/平野綾、の4名が出演。
観劇メモ
会場や観劇をした日など。
演目名
『Yuichiro & Friends -Singing! Talking! Not Dancing!-』
会場
シアタークリエ
観劇日
2024/1/7(Sun)ソワレ
意外なセットリスト
出演者は全員ミュージカルの世界で活躍している人なので、まあ、ミュージカルナンバーで綴るコンサートなんだろうな、と思っていたら、最初のナンバーからびっくり。
なんと「四谷第三小学校」の校歌。
え?え?えーーーー?!
歌い終わった後のトークを聞く限り、これは山口祐一郎の母校の校歌ということらしい。
しかし、生のバンドでゆうさまが歌うと、「なにかのミュージカルナンバー?」と一瞬思ってしまった。
そして、エンディングは5名で「翼をください」、最後のアンコールでは山口祐一郎のソロで「はじめてのチュウ」。
意外すぎるセットリストであった。
ちなみに、「はじめてのチュウ」はゆうさまが囁くように歌うと、やっぱりどこかのミュージカルのミュージカルナンバーに聞こえる。
トーク
トークは、どこまでが台本でどこからがアドリブなのかわからないのだが、ゆうさまの学校時代の思い出の話などがあったように思う。
印象に残っているのが、食生活の話。
ホームドクターから、炭水化物は必要ないといわれて、炭水化物を食べていない、というような話をしていた。
やはりそうか。。。
見た目をコントロールしなければならない俳優ともなれば、必要以上の炭水化物を取らないのは「あたりまえ」なのかもしれない。
キャベツやナッツをよく食べているとはなしていたので、私も、つい、かえりにキャベツを買って帰った。
本気の歌唱
2幕の1曲目はエリザベートから「最期のダンス」を、ゆうさまが独唱するのかと思いきや、今拓哉と平方元基の3人で歌った。
そうだ、そうだ、ゆうさまはトート役もやってたね。
ゆうさまのトートは何度か見ているけれど、あれは15年ぐらい前かな?
ちなみに楽曲ラストの「この俺~さぁーーーーー!」のフレーズは平方元基がばっちり決めてくれた。
ところで、彼、かなり歌がうまくなっている?と思った。
もとからだっけ?
しかも、この「最期のダンス」、 Not Dancing!と言っているのに、なんだか愛らしい振り付けまでついていた。
可愛い。
平野綾がレベッカから1曲(ナンバーのタイトルがわからない!)、続いて涼風真世が出てきたので、「すわ!ダンヴァースのナンバーか?」と思ったら、なんと貴婦人の訪問から「正義」を歌ってくれた。
久々に彼女の歌で鳥肌が立った。
そうだ、レベッカももちろん再演してほしいのだが、この貴婦人の訪問もぜひぜひぜひ再演してほしい。
そして、相変わらずの涼風真世の歌声に、思わず一番大きな拍手を送ってしまった。
その他
トークショー付きコンサートらしく、出演者のサイン入りポートレートの抽選会なるものもあった。
ちなみに、私の隣の席の人が、平方元基のそれを当てていた。
惜しいところで当たらなかったが、今年一番のラッキーは「取っておく」ことができたので、少しホッとしたりしていた。
-
運営者情報
姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...
続きを見る
作品情報
キャストなど
キャスト
山口祐一郎
<Friends>50音順
石川禅/浦井健治/大塚千弘/今拓哉/涼風真世/中川晃教/平方元基/平野綾/保坂千尋/吉野圭吾
演出・音楽・振付等
構成・演出:山田和也
音楽監督:鎮守めぐみ
アレンジ・ピアノコンダクター:松田眞樹
歌唱指導:山口正義
美術:松井るみ
照明:倉本泰史
音響:山本浩一
衣裳:渡邊奈央
ヘアメイク:川端恵理子(スタジオAD)
演出助手:鈴木ひがし
舞台監督:佐藤 博
音楽コーディネート:東宝ミュージック バンドコーディネートダット・ミュージック
稽古ピアノ:松田眞樹/中條純子
制作:中曽根さやか
プロデューサー:服部優希/村田晴子