2024年上演

【2024年】テンポの良さが小気味いい『グラウンドホッグ・デー』

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当初チケットを押さえておらず、あわててチケットをとった作品。

東京千秋楽に、ぎりぎりセーフ!

ちなみに千秋楽が平日のマチネ、というのって珍しくない?

観劇メモ

会場や観劇をした日など。

演目名

『グラウンドホッグ・デー』

会場

東京国際フォーラム ホールC

観劇日

2024/11/22(Fri)マチネ ←東京千秋楽

華のあるコメディアン

主演の桐山照史を見るのはこれで2回目。

私が彼を最初に見たのは、2023年10月の『キャメロット』のランスロット役。

(これまでの私の勝手な)ランスロットのイメージを気持ちよくぶっ壊してくれたのが桐山照史だった。

主演俳優としてみるのは、これが初めて。

彼は、アイドルグループのメンバーとのことで、やはり客席は若い女性が大勢。

独特のエロさがあり(もちろん褒めている)、人気があるのもうなづける。

コメディも得意なようで、アドリブか?というようなセリフも多々あるものの、すべてテンポがよかった。

ただ、歌はもう少しなんとかなるとよかったかな。。。

才色兼備のヒロイン

咲妃みゆの才色兼備のヒロインが、華のあるムッキムキイケメンと、絶妙にバランスが良かった。

彼女の歌唱力の高さも、舞台全体のトーンを引き締める役割も果たしていた。

個性的な登場人物

今回、豊原江理佳がキャスティングされていたので、ちょっぴり期待していたのだが、この役は豊原江理佳じゃなくてもよかったのでは?と思ってしまった。

もちろん、セクシーでかわいいナンシーちゃんだったのが、いかんせん歌うシーンが少なすぎ!

10月上旬まで『イン・ザ・ハイツ』に出演していたので、本作品への稽古は途中からの参加だったらしい(東京千秋楽の終演後の舞台挨拶の時に本人がそう言っていた)。そういうスケジュール的なこともあり、日本版はナンシーの見せ場を少なくしたんだろうか?それとも当作品オリジナルのナンシーのソロナンバーがそもそも多くない、のだろうか?

アンサンブルでは、かなり個性的な振り付けの踊りを披露していた茶谷健太、出てきた瞬間「え?!なにこのキラキラ感?」と軽いショックを受けた井上花菜の「謎の女ジョエル」が印象に残った。

踊りが得意なアンサンブルを配置し、風のようにさらっと見せ場を持ってくる演出もニクイ。

私が書いています
運営者情報

姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...

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作品情報

キャストなど

キャスト

フィル・コナーズ:桐山照史
リタ・ハンソン:咲妃みゆ
ネッド・ライアーソン:戸塚純貴
ナンシー・テイラー:豊原江理佳
ラリー/ガス:川久保拓司

ランカスター夫人:家塚敦子
ミセス・クリーブランド:井上花菜
バスター:岡田 誠
ピアノの先生/他:可知寛子
チャビーマン:ぎたろー
ドリス:小山侑紀
ジェンソン/嵐を追う男:坂元宏旬
ラルフ/他:高橋卓士
デビー:竹内真里
ジェフ:茶谷健太
保安官代理:常住富大
嵐を追う女:伯鞘麗名
ミスター・クリーブランド/ビリー:堀江慎也
保安官:横山 敬
フレッド:横山達夫
(五十音順)

スウィング
高山裕生,田中真由

演出・音楽・振付等

脚本:ダニー・ルービン
音楽・歌詞:ティム・ミンチン
演出:福田雄一
翻訳・訳詞:福田響志
振付:上島雪夫,福田響志
音楽監督・指揮:上垣 聡
美術:二村周作
照明:髙見和義
音響:佐藤日出夫
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:宮内宏明
歌唱指導:平岡由香
振付助手:遠藤瑠美子
稽古ピアノ:杉田未央,阿邊葉月
音楽制作:カンパニーAZA
演出助手:伊達紀行,斎藤 歩
舞台監督:津江健太,和田健汰
制作:花澤理恵,市川喬之
プロデューサー:柳原一太・梶浦智嗣(パルコ),冨田雅子・鳥澤勇人(東宝)
宣伝美術:野寺尚子(ウルトラグラフィックス)
宣伝写真:HIRO KIMURA
製作:パルコ, 東宝

最終更新日 2024年11月22日

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