2023年上演

【2023年】クールでスタイリッシュなフレンチロックミュージカル『赤と黒』

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https://lasfloresrojas.com

『赤と黒』はいわずと知れたフランスのスタンダールの、超・超・超有名作品。

大昔、映画で見たことがあったのだが、なんか暗くてドロドロした話だったかな、という記憶しかなかった。

今回はその作品をフレンチロックミュージカルとしてみるので、どんな風に?という期待をしながら観劇した。

観劇メモ

会場や観劇をした日など。

演目名

フレンチロックミュージカル『赤と黒』

会場

東京芸術劇場プレイハウス

観劇日

2023/12/9(Sat)ソワレ
2023/12/16(Sat)ソワレ

スタイリッシュでクールに昇華された赤と黒

一言でいうと、カッコいい。

逆にこんなにクールにかっこよくまとめちゃっていいのかしら?と思うほど。

まず最初のシーンから、ストーリーテラーでもあるジェロニモ扮する東山義久が登場してくる、ここからしてクール。

主演の三浦宏規も、ダンサーであることもあり、私的には、この作品はアンサンブル含めたダンスシーンでクールに昇華された「赤と黒」という印象だ。

逆に言うと、そもそもの楽曲自体が難しいのか(専門的なことはよくわからないのだが)、歌唱シーンには若干の物足りなさ有り。

ここ盛り上げるところだよね?というところで、声量が足りなかったり、「うーん」という感じ。

歌唱については、唯一、ラ・モール侯爵の川口竜也が歌うシーンだけ、オアシスのように感じられた。

ポスターもこんなにアーティスティック!

気品とプライド

夢咲ねね演じるレナール夫人が、気品があり優しさがありながら、でも名誉とプライドに揺れてみたり、最後に愛に戻ってきたり、と、その人間臭い心の動きを見事に演じたな、という印象があった。

また、地味なドレスを着ていても、うらやましいぐらいきれい。

特に、レナールを守ろうとしてジュリアンを罵倒するシーンは、「そう!こうするしかなかったよね」と思わされたし、とても説得力があった。

マチルドの田村芽実もブラボー!

ジュリアンはマチルドに振り回されて訳が分からなくなっていたが、女性目線で見ると、このマチルドの行動には一貫性があり、「そうだよね!」とうなづきながら見るしかないマチルドであった。

登場のシーンでのピンク衣装で、ウエスト部分の肌が見えているのもポップで可愛い!

ジュリアンという魅力的な青年

三浦宏規のジュリアンは、野心家である面よりも、そのピュアさが際立ったジュリアンだったように思う。

確かに、身分の不平等さに憤り野心を持っていたには違いないが、それ以前に小鹿のようにピュア。

レナール夫人との指先で会話するシーンが、本当にエロい。

野心全開で口説きにいかないからこそ、かえってエロい、そこがたまらない感じであった。

ただ、欲を言えば、もうちょっと歌で聞かせてほしかったな、という気もしたし、演じ手によって異なるカラーが見たかったのでシングルキャストではなくWキャストでもよかったんじゃないかと思った。

引きで見るか?かぶりつきで見るか?

私はどちらかというと、かぶりつきで見るほうが好き。

理由はアーティストの細かい表情や息遣いまで見えるから。

ちなみに今回は、チケットぴあセンターブロックの前から2列目という超良席を入手できたので、三浦宏規演じるジュリアンの、無表情なようでいて、その実クルクルと変わる表情を堪能することができたのと、アンサンブルを含めたダンスシーンを筋肉の動きまで見ることができたことに満足!

チケットぴあは、毎回ではないが、かなりの良席が取れることがあるので、私はぴあプレミアム会員の年会費4,180円(税込)は全然惜しくない。(ちなみに初年度は年会費無料!)

チケットぴあ

その他

2023年12月9日(Sat)ソワレでは、カーテンコールの撮影がOKだった。

劇場内はクリスマスムード一色

私が書いています
運営者情報

姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...

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作品情報

キャストなど

キャスト

ジュリアン・ソレル:三浦宏規
ルイーズ・ド・レナール:夢咲ねね
マチルド・ド・ラ・モール:田村芽実
ムッシュー・ド・レナール:東山光明
ラ・モール侯爵:川口竜也
ジェロニモ:東山義久
ムッシュー・ヴァルノ:駒田一

ヴァルノ夫人:遠藤瑠美子
エリザ:池尻香波

斎藤准一郎/竹内真里/今野晶乃/増山航平/髙橋莉瑚/松平和希/荒川湧太/吉井乃歌

スウィング:齋藤桐人

演出・音楽・振付等

原作:スタンダール
演出:ジェイミー・アーミテージ
上演台本・訳詞:福田響志
音楽監督・ピアノコンダクター:前嶋康明
振付:アレクザンドラ・サルミエント
美術:池宮城直美
照明:吉枝康幸
音響:山本浩一
衣裳:有村淳(宝塚歌劇団)
ヘアメイク:河村陽子
歌唱指導:満田恵子、石井雅登
稽古ピアノ:野口彰子、浅野直子
バンドコーディネート:新音楽協会
振付助手:渋谷亘宏
演出助手:伴 眞里子、木下マカイ、藤倉梓
舞台監督:中村貴彦(キーストーンズ)
宣伝美術:小倉利光
宣伝写真:HIRO KIMURA
宣伝衣裳:有村淳(宝塚歌劇団)
宣伝ヘアメイク:河村陽子(vitamins)

企画・制作・主催:梅田芸術劇場

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