2026年上演

【2026年】自分とは何か?『SHOWMAN〜4番目の影武者〜』

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韓国で高い評価を得たミュージカル作品の日本初演版。

舞台はアメリカ。

痛々しくも、意外なことに後味のさわやかな作品だった。

観劇メモ

会場や観劇をした日など。

演目名

『SHOWMAN〜4番目の影武者〜』

会場

新国立劇場 小劇場

観劇日

2026/9/8(Tue)ソワレ

不穏な出会いから始まる物語

得体のしれない老人が、アジア系の女性に気味の悪い申し出をする。

なんの前知識もなく観たため、かなり後味の悪い作品なのではないかと一瞬身構えた。

しかし、その予感は杞憂に終わった。

舞台はアメリカである。

老人はスペイン、おそらくそのあたりからの移民であり、女性は韓国から養子として迎えられてきた人物である。

物語は、出自や記憶、役割を通して「自分を生きる」とはなんなのかを突き付けてくるドラマであった。

演じる自分もまた自分である

私自身にも、この問いの答えはよくわからない。

自分というものは確かにあるようで、実はとらえどころがない。

誰かに見せている自分や、場に応じて演じている自分もまた、自分の一部なのではないかと思ったり・・・・

音楽とセリフ劇が生む濃密さ

6人編成の生演奏が支える音楽も印象的である。

ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、管楽器などの響きを背景に、濃密なセリフ劇とミュージカル表現が重なっていく。

芝居の緊張感と、音楽劇としての奥行きが同時に立ち上がる。

個性的かつ実力派の役者も、音楽の中にただ乗っているのではなかった。

楽器の音色が人物の呼吸に入り込み、役者の声や間が旋律の一部になっていく。

セリフ、歌、演奏がそれぞれ別の役割を果たすのではなく、互いに輪郭を押し広げながら、舞台上の時間そのものを作っていたような印象があった。

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運営者情報

姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...

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作品情報

キャストなど

キャスト

松岡 充
潤 花
藤岡正明
万里紗
福井晶一
福室莉音

演出・音楽・振付等

脚本・作詞:ハン・ジョンソク
作曲:イ・ソニョン
翻訳:宋元燮
上演台本・訳詞・演出:シライケイタ
音楽監督:国広和毅
振付・ステージング:木下菜津子
美術:長田佳代子
照明:横原由祐
衣裳:半田悦子
音響:岡田 悠
ヘアメイク:田中エミ
演出助手:有坂美紀
稽古ピアノ:前田涼子
舞台監督:川除学
演奏:前田涼子 (Pf)、国広和毅 (Key)、熊谷太輔 (Perc)、大野萌子 (Trp)、磯部舞子 (Vn)、島津由美/平井麻奈美 (Vc)
宣伝デザイン:高橋誠己(think-small)
WEBデザイン:eclipsodesign
宣伝衣裳:高山良昭
宣伝ヘアメイク:田中エミ、笹川知香(松岡充)
スチール撮影:オノデラカズオ
PV動画製作:深沢麿央
動画撮影:角直和
票券:サンライズプロモーション
制作:横井佑輔、大友泉
プロデューサー:宋元燮、石橋千尋
企画・製作:conSept、NHKエンタープライズ
主催:conSept、NHKエンタープライズ、サンライズプロモーション

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