2026年上演

【2026年】まさかの配役!ミュージカル版 『最強のふたり』

https://lasfloresrojas.com

フランス映画(2011年制作)をもとにした、日本製のミュージカルである。

観劇メモ

会場や観劇をした日など。

演目名

『最強のふたり』

会場

ヒューリックホール東京

観劇日

2026/5/1(Fri)ソワレ
2026/5/6(Wed)マチネ

14年ぶりの再会と設定の妙

本作の原作映画を映画館で鑑賞したのは、日本公開時の2012年、今から14年も前のことだ。

ストーリーの細部は記憶の彼方であったが、車椅子の白人老齢男性を黒人の青年が介護するという構図だけは鮮明に覚えていた。

そのため、今回のミュージカル化にあたってキャストが発表された際は、川平慈英が車椅子に乗り、浦井健治がその介護人を演じるものと思い込んでいた。

しかし、いざ幕が上がると、最初に車椅子で現れたのは浦井健治であった。

ミュージカル版では主人公二人の設定が大胆に変更されており、この意外な幕開けには一瞬の混乱とともに、物語への強い興味を惹きつけられた。

圧倒的な熱量とアドリブの楽しさ

川平慈英をミュージカルで見るのは、これで3度目だ。

これまでに『スラムドッグ$ミリオネア』と『ナビレラ』で彼の舞台を観ているが、相変わらず身体能力が高く、かつ非常にテンポが良い。

今回は2回観劇したが、2回目は「あれ?このセリフは前回にはなかった」というものがいくつもあり、かなりのアドリブを入れているものと思われた。

特に、浦井健治が真顔でいなければならないシーンで、川平のアドリブと思われるセリフに、必死で笑いを噛み殺していた表情が非常に印象的であり、舞台ならではのライブ感を堪能することができた。

個性が光るサイドキャスト

脇を固めるプリンシパル陣も非常に魅力的であった。

紅ゆずるのコミカルな演技は最高で、元宝塚でありながら、いわゆる「ヅカっぽさ」を感じさせない独特の雰囲気を持っているのが素敵だ。

また、小野塚勇人は「アマダ」役のほうが本役なのだろうが、私個人的には、「バスチャン」を演じていた彼のほうが印象に残ってしまった。

彼の演じるバスチャンには大いに笑わせてもらった。

劇中では「クネクネした動き」と形容されていたが、その動きはもはや「クネクネ」という言葉をはるかに超えた、正体不明で不思議な躍動感に満ちていた。

一言では形容しきれないその独自のパフォーマンスが、作品に絶妙なスパイスを加えていた。

私が書いています
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姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...

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作品情報

キャストなど

キャスト

ドリス:川平慈英
フィリップ:浦井健治

イヴォンヌ:紅ゆずる
アントニー:宮原浩暢(LE VELVETS)
アマダ:小野塚勇人

エレノア:福田えり
マルセル:加賀谷真聡
アルバート:宮野怜雄奈
マガリー:元榮菜摘
エリザ:菊池愛

Keyboard Conductor:桑原あい/大谷愛
Drums & Percussion:横田誓哉
Cello:飯島奏人 / 伊藤修平(5月6日・8日)
Reed:近藤淳也(東京・名古屋)/小西稔大(大阪)

演出・音楽・振付等

脚本・作詞・演出:板垣恭一
作曲・編曲・音楽監督:桑原あい

美術:乘峯雅寛
照明:三澤裕史(あかり組)
音響:佐藤日出夫
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:中原雅子
振付:当銀大輔
歌唱指導:高原紳輔
音楽監督補・稽古ピアノ:大谷 愛
稽古ピアノ:能勢朝也音
演出助手:藤倉梓/高橋咲
制作:北見奈々江/府川美希
舞台監督:岩戸堅一
宣伝美術:one-two punch!
宣伝写真:園田昭彦
宣伝衣裳:高山良昭
宣伝ヘアメイク:中原雅子
WEB制作:メテオデザイン
票券:サンライズプロモーション
車椅子協力:ヤマハ発動機/日進医療器
プロデューサー:石橋千尋/松崎 聡/森岡大祐/横田浩隆
アシスタントプロデューサー:岡田海都/矢田詩織/清澤栞奈

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