今回初めて鑑賞した作品。
初演が2013年で、2015年に再演。
さらにそこから9年を経てことし再々演された作品。
「なんで初演や再演を見逃していたんだろう!見ておけばよかった」と思わされた作品であった。
観劇メモ
会場や観劇をした日など。
演目名
『SongWriters』
会場
シアタークリエ
観劇日
2024/11/16(Sat)マチネ
2024/11/23(Sat)マチネ
作品の根底に流れるのはなにか温かいもの
陳腐な言葉で言い表すのはもったいないので、あえて「なにか温かいもの」という表現にとどめておく。
すべての出演者がパーフェクト
自信家の憎めない作詞家エディに屋良朝幸、まるで少年のような繊細な作曲家ピータが中川晃教。
二人の親友(?)のような関係がとてもハートフル。
ちなみに屋良朝幸と中川晃教は、だいぶキャラが異なるはずなのだが、並んでいると「この二人、何か似てる」と思ったのは私だけだろうか?
訳アリの謎の美女が実咲凜音。クールビューティな容姿とひどい田舎訛りのギャップが素敵すぎる。それと短パンパジャマからのぞく脚がものすごくきれい。もちろん歌も素晴らしい。
今回一番ハートをつかまれたのが、正義の刑事ジミー役の相葉裕樹。この人、ほんっとに熱い役が似合うんだよなぁ。
そして不思議なことに、暑苦しいのになぜか爽やかさ、という相反する2つのキャラクターを同時に持ちあわせているのが、相葉裕樹。
ジミーの恋人パティは青野紗穂。ちょっと見ないうちにまたきれいになった!という印象。20代の女優はものすごい勢いで変化していくので、そこが非常に興味深い。また、相葉裕樹とのデュエットも素晴らしかった。
ニック役の武田真治は、そのド派手かつ個性的な衣装を着こなせている時点でもう何も言うことがない。登場しただけで存在感ありありで、引き込まれる。
今回初見だったのが、東島 京。「ひがしじま みさと」と読むらしい。マフィアの手下役だったのだが、長身で迫力のある容姿に、パンチのきいた演技。
どんなキャリアの役者何なんだろう?とネットで確認してびっくり!2005年生まれの19歳!
ちなみに日本語と英語のバイリンガル、とのことなので、おそらく混血なのだろう。
今回は、ガラの悪いマフィアの手下だったが、2025年には「四月は君の嘘」有馬公生という、気弱な好青年(?)の役もやるらしいので、好奇心しか掻き立てられない。それも是非見ようと思う。
-
運営者情報
姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...
続きを見る
作品情報
キャストなど
キャスト
エディ・レイク:屋良朝幸
ピーター・フォックス:中川晃教
マリー・ローレンス:実咲凜音
ジミー・グラハム:相葉裕樹
パティ・グレイ:青野紗穂
ベンジャミン・デナーロ:蒼木 陣
アントニオ・バルボア:東島 京
カルロ・ガンビーノ:コング桑田
ニック・クロフォード:武田真治
松島 蘭,栗原沙也加,鈴木昌実,塩川ちひろ,内木克洋,川口大地,榊 海搭
<スウィング>
大山怜依,柴野 瞭
演出・音楽・振付等
作・作詞・音楽プロデュース:森 雪之丞
演出:岸谷五朗
音楽監督・作曲:福田裕彦
作曲:KO-ICHIRO(Skoop On Somebody),さかいゆう,杉本雄治,中川晃教
振付:藤林美沙
美術:土屋茂昭
照明:吉田一統
音響:武田安記
映像:石田 肇
衣裳:屋島裕樹
ヘアメイク:宮内宏明,水﨑優里(M‘s factory)
音楽監督補・歌唱指導:森 大輔
演出助手:寺﨑秀臣
舞台監督:藤井伸彦
制作:村上奈実,野村麻理
アシスタントプロデューサー:原田咲希
プロデューサー:今村眞治,小見太佳子,多田里奈
宣伝美術:WHITE Phat Graphics.
宣伝写真:HIRO KIMURA
宣伝衣裳:屋島裕樹
宣伝ヘアメイク:冨沢ノボル
宣伝映像:千葉哲郎
製作:東宝/AMUSE CREATIVE STUDIO
最終更新日 2024年12月5日