ポジティブでキラキラしたエネルギーが感じられる舞台だった。
なおWキャストのエフィ役は村川絵梨で観劇。
観劇メモ
会場や観劇をした日など。
演目名
『ドリームガールズ』
会場
東京国際フォーラム ホールC
観劇日
2023/2/8(Wed) ソワレ
想像した通りのエネルギッシュな舞台
ストーリーも知らず、映画も見たことがない状態で観劇。
想像した通りのエネルギッシュな舞台だった。
夢見る女の子たちがキラキラしているだけではなく、若い女の子ならではのドロドロしたやり取りも圧巻。
しかも、それをパワフルな歌で表現するのだから、もう、ただただあっぱれ!という感じ。
ヒロイン・ディーナの望海風斗の存在感、そして、エフィ役は村川絵梨の力強い声に圧倒された。
それと対比するかのような、ジェームズ・"サンダー"・アーリー(岡田浩暉)の情けなさと、マーティ・マディソン(駒田一)の気弱な守りの姿勢も、構図として非常に面白かった。
カーティス役のspiは、「あれ?こんなにかっこよかったっけ?」と思ってしまうぐらい、クールでかっこよかったし、C.C.ホワイトの内海啓貴は難しい立場に立たされた微妙な心理を余すところなく表現した、その演技力がとてもよかった。
総論として、見終わった後は、なんかスカッ!と気分爽快になれた。
よって、合わせて映画のほうも見ておこう!と遅ればせながら思った。
どんどん新しい才能が出てくる!
今回、村川絵梨とsaraとなかねかなが初見だった。
こんなに歌える演者がいたのか~!と嬉しい悲鳴。
しかも、みんなビジュアルもキレイ。
sara演じるローレルは「ベイビー」と呼ばれる少女で、文字通りsaraのベイビーフェースとマッチしていて、なかなかのキャスティング!と思った。
かわいくて歌える・・・ファントムも今から楽しみになってしまった。
なかねかなの存在も今まで知らなかった。
そもそも私は「ドリームガールズ」のストーリーを知らなかったので、最初になかねかなが舞台に登場したときは、「アンサンブル?」と思ったのだが、それにしては顔がきれいすぎるな・・・・と思っていたところ、歌いだしてびっくり。
日本のミュージカル界、続々ときれいで歌える演者を輩出している。
よかったよかった。
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運営者情報
姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...
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作品情報
キャストなど
キャスト
ディーナ・ジョーンズ:望海風斗
エフィ・メロディ・ホワイト:(Wキャスト)福原みほ/村川絵梨
ローレル・ロビンソン:sara
カーティス・テイラー・ジュニア:spi
C.C.ホワイト:内海啓貴
ミシェル・モリス:なかねかな
ジェームズ・"サンダー"・アーリー:岡田浩暉
マーティ・マディソン:駒田一
石井千賀、ICHI、伊藤広祥、岡本華奈、Sarry、仙名立宗、高橋祥太、高橋卓士、茶谷健太、遠山裕介、菜々香、西岡寛修、原田真絢、丸山泰右、森山大輔、吉井乃歌(50音順)
髙橋莉瑚、田川景一(スウィング)(50音順)
演出・音楽・振付等
脚本・作詞:トム・アイン
音楽:ヘンリー・クリーガー
オリジナルブロードウェイ版演出・振付:マイケル・ベネット
演出:眞鍋卓嗣
翻訳:徐賀世子
訳詞:福田響志
音楽監督:鎮守めぐみ
美術:松井るみ
照明:齋藤茂男
音響:佐藤日出夫
衣裳:有村淳(宝塚歌劇団)
ヘアメイク:岡田智江(スタジオAD)
映像:新保瑛加
振付:TETSUHARU
ピアノコンダクター、稽古ピアノ:太田裕子
歌唱指導:柳本奈都子、板垣辰治
稽古ピアノ:森本夏生。浅野直子
オーケストラコーディネート:新音楽協会
演出助手:伊達紀行
舞台監督:二瓶剛雄、廣瀬次郎
宣伝美術:榎本太郎
宣伝写真:Leslie Kee (SIGNO)
宣伝衣裳:DAN (kelemmi)
宣伝ヘアメイク:岡田智江(スタジオAD)、CHIFUMI、KIYO IGARASHI(SIGNO)