2026年上演

【2026年】正統派?のドタバタ劇『シークレットステージ』

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市村正親と渡辺えり。

長年にわたり互いに共演を望み続けてきた二人が、ついに約半世紀越しの約束を果たす形で実現したのが、ミュージカル『シークレットステージ』なのだそうだ。

それだけでも、その現場に立ち会えてよかった、と思える作品。

完全新作の書き下ろしオリジナルミュージカルで、舞台は初日を1週間後に控えた劇場。

上演目前の劇中劇『シークレットフラワー』で主演俳優がまさかの病に倒れ、残された訳ありのキャストたちが、4人で20人以上の登場人物を演じ分けるという無茶な状況に追い込まれていくという、話。

早替わり、役の演じ分け、次々に起こるハプニング。そこにピアノ、バンドネオン、バイオリンの生演奏が加わり、舞台裏の熱気と混乱がそのまま作品のエネルギーになっているようなバックステージ・コメディ。

ミュージカルナンバー

正直、展開が早すぎて、脳内でついていくのが大変!ではあったものの、テンポもよく、また役者たちが全員魅力的過ぎて、見終わった後は、ホッとハッピーな気持ちになった良作。

観劇メモ

会場や観劇をした日など。

演目名

『シークレットステージ』

会場

東京建物ぴあシアター

観劇日

2026/9/12(Sat)ソワレ

市村正親が本当に楽しそうだった

今回の『シークレットステージ』でまず印象に残ったのは、市村正親が本当に楽しそうだったことだ。

舞台上にいる時間そのものを味わっているようで、その楽しさが客席にもまっすぐ伝わってくる。

こちらも自然と頬がゆるみ、ああ、舞台が好きな人の舞台なのだなと思わされる時間であった。

うれしいおまけのような豪華さ

もともとは、市村正親と渡辺えりの舞台を見るつもりで劇場へ向かった。

ところが、そこに中川晃教と東島 京まで見られるという、実にうれしいおまけがついてきた。

おまけというにはあまりにも贅沢で、観劇前に思っていた以上に得をした気分である。

また、やはりどうしても目が行ってしまったのが東島 京である。

ボキャブラリーが貧しくて申し訳ないのだが、とにかく美しい。

舞台に立ったときの見え方が強く、こんなに舞台映えがする若手はなかなかいないのではないかと思った。

彼はまだ二十歳を少し超えたばかりだ。

それなのに、舞台上ではものすごくマチュアな雰囲気がある。

若さの勢いだけではなく、どこか落ち着いた存在感があり、見ている側に安心感を与えるところが不思議である。

大物だと思う。

彼を最初に見たのは、2024年11月の『SongWriters』だった。そのときはまだ19歳だったはずだ。

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ビジュアルもよく、演技も歌もよい、この若手はいったい誰なのだと驚いてから、まだ2年も経っていない。

何役も演じ分ける力にも脱帽

今回の作品は、一人で何役もこなすドタバタ劇である。

早替わりや役の切り替えが続く難しい舞台のはずなのに、それを難なくやってのけているように見える姿に脱帽した。

もちろん実際には相当大変なことをしているはずだが、その大変さを客席に感じさせすぎないところがまたすごい。

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姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...

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作品情報

キャストなど

キャスト

山田正男:市村正親
森山英一郎:中川晃教
百合子:影山優佳
パク・スビン:東島 京
脚本・演出/岩崎直子:渡辺えり

西本竜樹、内河啓介、和田光司

【ミュージシャン】
ピアノ:三枝伸太郎/佐山こうた(Wキャスト)
バンドネオン:鈴木崇朗
バイオリン:武田圭司

演出・音楽・振付等

脚本・演出:渡辺えり
音楽:近藤達郎/三枝伸太郎
美術:岩本三玲
照明:宮野和夫
音響:長野朋美
衣裳:西原梨恵
ヘアメイク:馮 啓孝
振付:藤山すみれ
アクション:渥美 博
歌唱指導:亜久里夏代
演出助手:菅田恵子
舞台監督:榎 太郎

主催:ホリプロ/ぴあ
企画制作:ホリプロ

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