2025年上演

【2025年】見どころが多すぎて目が足りない『ダンスオブヴァンパイア』

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割と好きなタイプの作品なのだが、今回は1回きりの観劇となった。

追いチケしようにも、人気作品ゆえ、おけぴ等でも激戦で、チケット入手できず。

新キャストの城田優も武田真治も見逃してしまったのは残念。

なお、Wキャストは以下のキャストで観劇。

クロロック伯爵(Wキャスト)、山口祐一郎で観劇(城田 優見逃し)
サラ(Wキャスト)、フランク莉奈で観劇(中村麗乃見逃し)
アルフレート(Wキャスト)、太田基裕で観劇(寺西拓人見逃し)
クコール(Wキャスト)、伊藤今人(梅棒)で観劇(駒田 一見逃し)
ヴァンパイア・ダンサー=伯爵の化身(Wキャスト)、佐藤洋介で観劇(加賀谷一肇見逃し)
アブロンシウス教授(Wキャスト)、石川 禅で観劇(武田真治見逃し)

観劇メモ

会場や観劇をした日など。

演目名

『ダンスオブヴァンパイア』

会場

東京BrilliaHALL

観劇日

2025/5/15(Thr)ソワレ

妖艶さが増し増しの山口祐一郎

なんということだろう!山口祐一郎のクロロックは年齢を重ねれば重ねるほど妖艶さが増している。

正直、ここまで進化しているとは思わなかったので、色気を増していることに驚きが隠せなかった。

赤みがかった深い紫色が、とにかく似合うこと、似合うこと。

天然さがかわゆい太田基裕のアルフレート

リアルではアラフォーの太田基裕が、ハタチのウブな学生に化けた!

天然さが可愛いすぎて、これまでみたどのアルフレートの中でも、私の中で「一番」になってしまった。

青年というより「男の子」感を前面に出した、可愛いアルフレートにハートをぶち抜かれた観客も多かったことだろう。

もう一つ、欲を言わせてもらうと、太田基裕にはヘルベルトも日替わりでやってほしかった。なんだか振り切れたヘルベルトが見れそうなので。

いつみても、どこからみても楽しめる作品

今回はシャガール&レベッカが芋洗坂係長&明星真由美になっていたので、少し毒気の抜けた善良な(?)宿屋の夫婦に見えた。

また、マグダの青野紗穂がなんともセクシーで素晴らしい。たいへんなハマり役。

また、当作品は、ヴァンパイア・シンガーにジム・スタインマンの楽曲でガツンガツンやられ、ヴァンパイア・ダンサーに目を奪われる、という、観客としてもとても忙しい作品。

今回も、シンガー、ダンサーともに素晴らしかった。

当作品の楽曲はジム・スタインマンによるものだが、私たち世代(1970年代生まれ)の日本人にとってはなじみの曲も多い。

・・・というのも、”Tonight Is What It Means To Be Young”は椎名恵が「今夜はエンジェル」としてカバーしており、杉浦美幸主演のドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌になっていたし、”Holding Out For A Hero”は麻倉未稀が「ヒーロー」としてカバーしており、これまたTBSドラマ「スクールウォーズ」の主題歌だったからだ。

いつだったか、ミュージカルにあまりなじみのない人をこの作品に連れて行ったところ、「なんでスクールウォーズの曲を使っているの?」と言っていた。(笑)

7年前にウィーンでも観劇

そういえば、この作品、2018年にウィーンでもみたなぁ、とフト思い出した。

Googleフォトをたどっていくと、2018/6/10(Sun)であることがわかった。

5月は暑くもなく寒くもなく散歩日和

開演前に雑司が谷の鬼子母神を散歩した。

こういう時間も幸せ。




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姉本トモコ(@tomoko1572) 東京都出身の舞台芸術愛好家。 高校時代(1980年代!)から、セーラ服のまま劇場に出入りする青春時代を送る。 好きな場所は日比谷界隈、一番好きな劇場は帝国劇場。 ...

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作品情報

キャスト

クロロック伯爵(Wキャスト):山口祐一郎、城田 優
サラ(Wキャスト):フランク莉奈、中村麗乃
アルフレート(Wキャスト):太田基裕、寺西拓人
シャガール:芋洗坂係長
レベッカ:明星真由美
ヘルベルト:ジュリアン
マグダ:青野紗穂
クコール(Wキャスト):駒田 一、伊藤今人(梅棒)
ヴァンパイア・ダンサー=伯爵の化身(Wキャスト):佐藤洋介、加賀谷一肇
アブロンシウス教授(Wキャスト):石川 禅、武田真治

ヴァンパイア・シンガー:川島大典、岡 施孜、桜雪陽子、坂口杏奈

ヴァンパイア・ダンサー:吉﨑裕哉、酒井 航、渡辺謙典、水島 渓、渡邉春菜、小石川茉莉愛、藤田実里、堂 雪絵、畠中ひかり

アンサンブル:さけもとあきら、麻田キョウヤ、伊藤俊彦、森山大輔、天野翔太、川口大地、折井理子、千葉由香莉、小林風花、今野晶乃、宮内裕衣、森下結音

SWING:佐渡海斗、髙田実那

演出・音楽・振付等

脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:ジム・スタインマン
ヴォーカル・ダンス編曲:マイケル・リード
演出:山田和也
振付:上島雪夫
翻訳:迫 光
翻訳・訳詞:竜真知子
音楽監督:甲斐正人
指揮:塩田明弘
美術:松井るみ
照明:高見和義
衣裳:有村 淳
メイク:柴崎尚子
音響:大坪正仁
歌唱指導:ちあきしん、山口正義
稽古ピアノ:宇賀村直佳、森本夏生、山田梨菜
オーケストラ:東宝ミュージックダット・ミュージック
舞台監督:三宅崇司
演出助手:小川美也子、 斎藤 歩
制作:廣木由美、 野村麻理
アシスタント・プロデューサー:小林亜沙美
プロダクション・コーディネーター:小熊節子
プロデューサー:齋藤安彦
製作:東宝

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